ちょこっとドライブ@昔話風覚え書き
2011.10.13 (Thu)
むかしむかし、
じいちゃんとばあちゃんが北海道に住んでいましたとさ。
ある日ばあちゃんの弟が、
「お姉ちゃん、お姉ちゃん。
家を建てた記念に石をあげましょう」
と日高の山の中から遠い空知地方の町まで石を運んで
庭石としてプレゼントしてくれたんだとさ。
じいちゃんはたいそう喜んで、
毎日眺めて楽しんでおったそうな。
月日は流れ、
じいちゃんばあちゃんは遠くに引っ越すことになった。
家を明け渡すとき
「これから他人が住むことになる家に
この石をこのまま置いておくのはもったいない。
弟に返そう」
「そうだそうだそれがいい」
といって、
弟は日高から運ぶのも大変だったのに、
また回収しに行く羽目になり、たいそう骨を折った。
あれから20数年。
長いよ長いよ~!
娘と一緒に暮らすことになったので
また北海道に帰ってきた。
ずっとその石のことを忘れられなかった強欲なじいちゃん。
なんと、家を建てたお祝いに義弟がくると聞いて
「またあの石がもらえないもんかのぉ。
でも、もらいに行くには遠いし、
石は重たい・義弟も年をとって腰が痛いし運べないだろうし、
ましてや自分から「またあの石が欲しい」なんて
とてもとても言えないのぉ」
と、義弟にねだって欲しそうに遠回しに娘に愚痴っておった。
それで、
「じさまが生きているうちに、
なんとか石と再会させてやるべ」
と娘と婿さんが相談した結果、
本当はとっても遠慮深い娘なのに勇気を振り絞って
「あじさ~~ん!父が“○○君(義弟)が
またあの石をさしあげましょうって言わないかなあ!”
って何回も何回も言うんです!またもらってもいいですか?」
と札幌まで石をもらいに行ったんだそうな。
本当は遠慮深い娘なのに
叔父の家に行き石を5個も6個も積んでいるうちに
何かがはじけてしまい、
その日泊めてくれた親戚の家の庭では
この間、根が付かなくて枯れてしまった、
じいちゃんが大好きな蝦夷紫ツツジの木を見つけ出し、
3本も掘り出した。
この親にしてこの子ありの言葉の通り
本当はとっても欲張りな娘だったらしいのぉ。
でも娘はその後はっと我に返り、改心して、
本当はもう1泊どこかでふらふらしようと思っていたのに
ツツジの木が弱るんじゃないかと思って
どこにも寄り道しないでまっすぐ帰ってきたんじゃと。
その後、
ツツジは庭の片隅に植えられ、
日高→空知→札幌→道南と激動の人生石生を送ることになった石は
じいちゃんに
「20年ぶりだな(涙)。また当分はここでかわいがってもらえ」
といっぱい撫で撫でされたんだそうな。
めでたしめでたし。
行くときに寄った豊浦町の展望台。

普段は高速道路利用派の我が家。
豊浦町(ボクシングの内藤選手の出身地ね)は横目で見るだけで
立ち寄ったことがなかった。
でも今回は町道を通って下に降りてみたら
意外にきれいな町でびっくり。
体がもう一つあったら、
あっちにも住んで見たいかも。
イチゴの産地として有名。
ホタテや豚もかな?

フィンに「ハウス」といったら、
ホタテの中に入るかななんて思って試したら

左の豚の下に入ろうとしました(爆)。
これは大滝村にて、初の顔出し広告(?)の記念撮影。

ちなみにカレンは
「嫌だ嫌だ」
ってクネクネして撮れませんでした。
じいちゃんとばあちゃんが北海道に住んでいましたとさ。
ある日ばあちゃんの弟が、
「お姉ちゃん、お姉ちゃん。
家を建てた記念に石をあげましょう」
と日高の山の中から遠い空知地方の町まで石を運んで
庭石としてプレゼントしてくれたんだとさ。
じいちゃんはたいそう喜んで、
毎日眺めて楽しんでおったそうな。
月日は流れ、
じいちゃんばあちゃんは遠くに引っ越すことになった。
家を明け渡すとき
「これから他人が住むことになる家に
この石をこのまま置いておくのはもったいない。
弟に返そう」
「そうだそうだそれがいい」
といって、
弟は日高から運ぶのも大変だったのに、
また回収しに行く羽目になり、たいそう骨を折った。
あれから20数年。
長いよ長いよ~!
More・・・
時が流れ、じいちゃんとばあちゃんは娘と一緒に暮らすことになったので
また北海道に帰ってきた。
ずっとその石のことを忘れられなかった強欲なじいちゃん。
なんと、家を建てたお祝いに義弟がくると聞いて
「またあの石がもらえないもんかのぉ。
でも、もらいに行くには遠いし、
石は重たい・義弟も年をとって腰が痛いし運べないだろうし、
ましてや自分から「またあの石が欲しい」なんて
とてもとても言えないのぉ」
と、
それで、
「じさまが生きているうちに、
なんとか石と再会させてやるべ」
と娘と婿さんが相談した結果、
本当はとっても遠慮深い娘なのに勇気を振り絞って
「あじさ~~ん!父が“○○君(義弟)が
またあの石をさしあげましょうって言わないかなあ!”
って何回も何回も言うんです!またもらってもいいですか?」
と札幌まで石をもらいに行ったんだそうな。
本当は遠慮深い娘なのに
叔父の家に行き石を5個も6個も積んでいるうちに
何かがはじけてしまい、
その日泊めてくれた親戚の家の庭では
この間、根が付かなくて枯れてしまった、
じいちゃんが大好きな蝦夷紫ツツジの木を見つけ出し、
3本も掘り出した。
この親にしてこの子ありの言葉の通り
本当はとっても欲張りな娘だったらしいのぉ。
でも娘はその後はっと我に返り、改心して、
本当はもう1泊どこかでふらふらしようと思っていたのに
ツツジの木が弱るんじゃないかと思って
どこにも寄り道しないでまっすぐ帰ってきたんじゃと。
その後、
ツツジは庭の片隅に植えられ、
日高→空知→札幌→道南と激動の
じいちゃんに
「20年ぶりだな(涙)。また当分はここでかわいがってもらえ」
といっぱい撫で撫でされたんだそうな。
めでたしめでたし。
行くときに寄った豊浦町の展望台。

普段は高速道路利用派の我が家。
豊浦町(ボクシングの内藤選手の出身地ね)は横目で見るだけで
立ち寄ったことがなかった。
でも今回は町道を通って下に降りてみたら
意外にきれいな町でびっくり。
体がもう一つあったら、
あっちにも住んで見たいかも。
イチゴの産地として有名。
ホタテや豚もかな?

フィンに「ハウス」といったら、
ホタテの中に入るかななんて思って試したら

左の豚の下に入ろうとしました(爆)。
これは大滝村にて、初の顔出し広告(?)の記念撮影。

ちなみにカレンは
「嫌だ嫌だ」
ってクネクネして撮れませんでした。
サクママ |
2011.10.16(日) 14:30 | URL |
【編集】
5、6個!?帰りは一体総重量何キロ?
お父様が長年恋焦がれていた石・・・私もぜひぜひ
拝見したいです。
豊浦町は春に『豚肉イチゴ祭り』やってますよね。
その組み合わせどうなの?って思いつつ、一度は
行ってみたいなぁと思うお祭りです。
ちなみに私は豊浦からわりと近い【伊達市】が
住みたい街第1位です。風もないし、雪もすくないし・・。
お父様が長年恋焦がれていた石・・・私もぜひぜひ
拝見したいです。
豊浦町は春に『豚肉イチゴ祭り』やってますよね。
その組み合わせどうなの?って思いつつ、一度は
行ってみたいなぁと思うお祭りです。
ちなみに私は豊浦からわりと近い【伊達市】が
住みたい街第1位です。風もないし、雪もすくないし・・。
そのいわくの石を拝見したいものじゃーー
私は小粒でもお指の上でキラキラする持ち運び可能な石が好き♪
ね、ね、このホタテ(シェル)の間に
シェル座らせて写真とりたかったよーーー!!!ダブルシェル~~
私は小粒でもお指の上でキラキラする持ち運び可能な石が好き♪
ね、ね、このホタテ(シェル)の間に
シェル座らせて写真とりたかったよーーー!!!ダブルシェル~~
たむ |
2011.10.17(月) 17:42 | URL |
【編集】
☆サクママ☆
札幌は人が多かったわあ。
20年以上も住んでいたことがあるなんて
今となっては夢みたい。
人酔いしてしまった(笑)。
おされ~な店が多くて、入ってみたかったけど
我が身をよく見てみたら、いつもの散歩スタイルのままでした!
げげ~。
靴にも土や草の汁がついてたっ!(爆)
☆マッシュ母さん☆
石はほとんど一人で持てるものでした。
二人がかりだったのは1個だけかな。
それでも帰りの車は重かったわ~。
中山峠はフルスロットルで50km/hくらい。
もう潮風でボロボロの車だから、
崩れるんじゃないかとハラハラした~(^^;
んで。
初耳だわ。『豚肉イチゴ祭り』(笑)。
ホタテは自分がないがしろにされて
不満はないのかしらん。
伊達は通り過ぎたことしかないのでよく分からないけど、
人気があるみたいですよね。
特に定年退職後。
日本海の冬は厳しい…でも夏は最高だし、
それはそれでやめられないっす。
☆たむさん☆
石は車の後部座席に乗せてこられるくらいの
小さいもなので、
家の家族意外には気づかれないかも(笑)。
「そういえば、何か転がってるね」
くらいの。
たくさん集めるのは無理だし。
二宮金次郎系にお出まし願うか、
それとも横に大理石のアンパンマンや
ドラえもん置くかな~(笑)。
そうそう。
私もこれを見たときにはシェルのことを
思い出したよ(^-^)
中に挟まったらダブルシェルってか、
シェルバーガー?
人気メニューになりそうな!
札幌は人が多かったわあ。
20年以上も住んでいたことがあるなんて
今となっては夢みたい。
人酔いしてしまった(笑)。
おされ~な店が多くて、入ってみたかったけど
我が身をよく見てみたら、いつもの散歩スタイルのままでした!
げげ~。
靴にも土や草の汁がついてたっ!(爆)
☆マッシュ母さん☆
石はほとんど一人で持てるものでした。
二人がかりだったのは1個だけかな。
それでも帰りの車は重かったわ~。
中山峠はフルスロットルで50km/hくらい。
もう潮風でボロボロの車だから、
崩れるんじゃないかとハラハラした~(^^;
んで。
初耳だわ。『豚肉イチゴ祭り』(笑)。
ホタテは自分がないがしろにされて
不満はないのかしらん。
伊達は通り過ぎたことしかないのでよく分からないけど、
人気があるみたいですよね。
特に定年退職後。
日本海の冬は厳しい…でも夏は最高だし、
それはそれでやめられないっす。
☆たむさん☆
石は車の後部座席に乗せてこられるくらいの
小さいもなので、
家の家族意外には気づかれないかも(笑)。
「そういえば、何か転がってるね」
くらいの。
たくさん集めるのは無理だし。
二宮金次郎系にお出まし願うか、
それとも横に大理石のアンパンマンや
ドラえもん置くかな~(笑)。
そうそう。
私もこれを見たときにはシェルのことを
思い出したよ(^-^)
中に挟まったらダブルシェルってか、
シェルバーガー?
人気メニューになりそうな!
みき |
2011.10.17(月) 22:31 | URL |
【編集】
で、その石の写真がこのヒラヒラの貝殻なの?
っとその時思ってしまいました~(笑)。
石運び、ご苦労さま。
そんなに愛でられて、石もさぞかし喜んでいるだろうね。
おじいちゃんも、満足満足。
っとその時思ってしまいました~(笑)。
石運び、ご苦労さま。
そんなに愛でられて、石もさぞかし喜んでいるだろうね。
おじいちゃんも、満足満足。
なす姉 |
2011.10.18(火) 12:03 | URL |
【編集】
☆なす姉さん☆
これはちょっともし誰かがくれると言っても
大きすぎる~。あははは。
土台の部分ならあってもいいかも。
大工さんに
「大きい石は一度置いたらほぼ一生そのまま。
動かすにもお金がかかるから、
よく考えてからにした方がいいよ」
っていわれたわ。
でも今回の石は小さいから、父でも動かせるせいか
庭を覗くたびに場所が変わってます。
石、転がされまくり(笑)。
これはちょっともし誰かがくれると言っても
大きすぎる~。あははは。
土台の部分ならあってもいいかも。
大工さんに
「大きい石は一度置いたらほぼ一生そのまま。
動かすにもお金がかかるから、
よく考えてからにした方がいいよ」
っていわれたわ。
でも今回の石は小さいから、父でも動かせるせいか
庭を覗くたびに場所が変わってます。
石、転がされまくり(笑)。
みき |
2011.10.19(水) 21:32 | URL |
【編集】
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遠慮深い娘さんにお疲れ様~と
お伝え下さいまし~♪ブヒ(^@^)笑